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切頭山殉教聖地(절두산 순교성지)

更新日: 2021-07-07

Description

[觀光地]
切頭山(チョルドゥサン)は、元々、頭を高くもたげた形をしていたところから加乙頭(カウルドゥ)、蚕の頭に似ていることから蚕頭峰(チャムドゥボン)と呼ばれていたところです。
真下にある楊花鎮(ヤンファジン)の船着場には漢江(ハンガン)を経て各地方から租税穀を輸送する船や干物、野菜などを積んだ船が行き来していました。
楊花鎮の一帯は、蚕頭峰を背景にした素晴らしい景勝地として知られ、数多くの風流人や文人らが舟遊びに興じ、詩を詠んだ場所としても知られています。

1866年2月、フランスはカトリック弾圧に反発し、自国の軍艦を河口からさらに漢江をさかのぼるように指示、ここ楊花鎮や西江(ソガン)にまで進入してきました。当時、朝鮮王朝第26代の王・高宗(コジョン)の父として国政を掌握していた興宣大院君(フンソンテウォングン)はこれに激怒、数多くのカトリック信者を蚕頭峰で首をはね斬首させました。その後、カトリック信者の頭を切り落とした場所ということから切頭山(チョルドゥサン)という名称になりました。
韓国のカトリック教会では丙寅(ビョンイン=1866年)殉教100周年を機に、1967年10月、殉教記念館を開館しました。現在、切頭山聖地内には韓国カトリック教会に関連する資料や遺物・遺品展示の展示館、28位の聖人を祀る遺骸室、巡礼聖堂、殉教者教育館をはじめ、野外展示館があります。
切頭山殉教聖地は、命を捧げ信仰の証とした韓国カトリック教会の信仰となる先人たちの殉教精神が宿る意味深い聖地です。

Information

Address: ソウル特別市 麻浦区 土亭路 6 (04085)
data provided by Korea Tourism Organization
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