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重明殿(중명전)

更新日: 2020-02-08

Description

[觀光地]
徳寿宮(トクスグン)の敷地の外郭を囲むようにあるトルダムキル(石塀の道)に沿って正門から裏手の方へ足を運ぶと、現在、貞洞(チョンドン)劇場となっている建物があり、その路地を入っていくと重明殿(チュンミョンジョン)の建物があります。
重明殿は、ロシアの建築家・S.サバティン(Seredin Sabatin)の設計により、1897年から1901年にかけて建築された皇室図書館です。地上2階、地下1階からなる西洋式建造物で、当初は漱玉軒(スオクホン)と呼ばれていました。

1904年、徳寿宮が火災に見舞われた後、重明殿は朝鮮王朝第26代の王・高宗(コジョン)皇帝の執務室・便殿(王が普段起居する宮殿)兼、外国使節団との謁見室として使用され、後に、大韓帝国の外交権が奪われた乙巳勒約(ウルサヌギャク)(日本でいう「第二次日韓協約」)が締結された悲運の歴史の現場でもあります。

もともと重明殿は徳寿宮の宮殿敷地内にあった建物でしたが、徳寿殿と重明殿の間にトルダムキル(石塀の道)が敷かれたことにより、徳寿宮からは切り離されてしまう形となりました。

重明殿は韓国の近代建築の最も初期の姿をとどめている建物です。しかし、1925年に起きた火災により、外壁のみを残し、建物内部はほとんど焼失し失われてしまいました。

重明殿の建物は、日本の植民地支配から解放された1945年8月15日以降、建物の用途や所有者が幾度も変わりましたが、2006年9月、文化財庁に所有権が移転、2007年2月には史跡第124号の徳寿宮に含まれる形で史跡に追加指定されました。

Information

Address: ソウル特別市 中区 貞洞キル 41-11 (04518)
徳寿宮 http://www.deoksugung.go.kr(韓国語・英語)
Telephone: +82-2-752-7525
data provided by Korea Tourism Organization
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